2024年夏、近年繰り返されるサンゴの白化現象
6月の梅雨明け以降、八重山では天候が連日続き、海水温は上昇をし続けました。日本列島周辺の広範囲による海域でも過去最高を言われるほど高水温の状態が現在も継続されています。(本州直撃の台風も多々観測されていますが)7月初旬より西表島西側の海域(崎山など)でサンゴの白化現象が始まっていることを撮影をしていました。7月中旬には台風3号が八重山に襲来により一旦海水温が低下しサンゴへのストレスが軽減されたかに見えましたが8月に入り一気に白化が拡大し大きな影響が及ぼされています。
2022年の白化からわずか2年もしない時間で再度発生した今夏の状況から
→2022年に発生した撹乱でサンゴの棲息数が減った。
→サンゴの再生が追いつかない中で短い周期で再度の撹乱が発生
→さらに棲息数を減らしてしまう
→翌年以降、産卵数の減少によりサンゴの再生が立ち行かなくなる
このような負の連鎖をなんとか断ち切りたい。
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生命百景色 写真作品 西表島北部 2024年8月7日 10:19
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